地域の森林資源を活用し、地域の活性化を。

うりずんの森LABO🌳

豊かな自然環境の中で、子どもたちが自由に伸び伸びと安心して過ごせる空間。京都の山の恵みをふんだんに使った、「放課後等デイサービス亀岡うりずんの森LABO」が完成しました。これもひとえに皆様の暖かいご支援のお蔭と、心より御礼申し上げます。

地域の森林資源を活用し、地域の活性化を。

放課後等デイサービス亀岡うりずんの森LABOは、ほぼ100%京都府産材を使用した建築物です🍀

〜LABOが完成するまで〜

うりずんの森の建物と同じく、設計は、(株)里仁舎 南宗和氏に行っていただきました✏️京都大学で開発された厚板工法という特殊な工法で作られており、全体が木の中にいるような、人にも環境にも良い、素晴らしい仕上がりになっています。
原木確認
スギ丸太が、京都府八木材木市場からやってきました。京都の山で切られた「立木」は「丸太」となって、原木市場で競りにかけられます。市場で購入した丸太が製材所にきて加工され「製材品」となります。

原木の皮剥き作業

製材・乾燥と作業に入っていきます。

製材・乾燥は、
坂矢木材(株)様に行っていただきました🌳
丸太の段階から行政や森林組合や製材所さんに協力を頂いて、京都府産材ほぼ100%の建物を施工することができました。

棟上
構造材組み上げ完成
棟上式(工事安全祈願祭)
棟上式では子どもたちと餅まきを行いました✨


京都大学生存圏研究所の木質材料実験棟での
スギ横架材の曲げ破壊試験の様子です。
LABOは、京都大学で開発された、厚板工法という特殊な工法で建てられており、ほぼ100%京都府産材を使用した建築物が実現しました。京都府内で建てられている在来軸組工法の木造建築の横架材は、殆どが外材です。スギ材が強度面において、外材と遜色がないことを試験により確認しました👷‍♂️


昨年10月に開催されたウリズン芸術祭では、完成をしている建物に、子ども達の作品を展示しました。多くの方にみていただくことができ、皆様と感動を共有する事がでしました🌈😊
この度、放課後等デイサービス亀岡うりずんの森LABOを来る令和5年4月3日にオープンすることとなりました。これも一重に、多くの皆様のご支援、ご指導があってのことと篤く御礼いたします。うりずんの森/LABOは亀岡市宮前町神前の豊かな自然に囲まれた場所にあります。お子さま一人ひとりの心や個性を大切に、社会で自立するお手伝いとご家族様が安心できる支援を目指しています。自然いっぱいの広々とした空間を生かした野外活動や創作活動で、五感を刺激する活動を行ない、自然や芸術の美しさに触れながら様々な体験を通して豊かなココロとカラダを育みます。また、養育の延長上に文化芸術活動を行い、みんなで感動を共有できるように、芸術祭を本年も開催いたします。

これからも豊かな水と緑に包まれた環境を守り、活用しながら、環境問題にも関心を向けていきます。生活の利便性が向上する一方で、水辺ではホタルやメダカなどの生物が少なくなり、子ども達が気軽に遊べる自然環境が減少するなど、美しい風景が失われてきています。子ども達が自然の素晴らしさを感じ、森や水の大切さに気づき、未来に引き継ぐために何ができるのかを考えながら、私たちに出来ることをこれからも続けてまいります🙇‍♂️
こちらの施設は、子ども達の憩いの場として利用されますが、休日等は事前に申込みをいただければ、京都府材木利用促進のショールームとして皆様に見学していただく事ができます。うりずんの森LABOから製材現場や原木市場は全て30km圏内にあります。京都府産材利用ツアーもできますので、興味のある方は是非お問合せください。

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